無言呪文

概要

無言呪文 (Nonverbal spell) は、魔法を呪文を口にすることなく行使するという、非常に重要なスキルである。呪文を口にする必要がないだけで、頭の中で唱える必要はある。

声に出して魔法を行使する必要が無いため不意打ちの効果が期待でき、また、どのような魔法を使用したか知られないというメリットがある。

ホグワーツでは、第6学年より闇の魔術に対する防衛術 (Defence Against the Dark Arts) の授業において、魔法の行使でこの技術が求められ、また、呪文学 (Charms) の授業や変身術 (Transfiguration) の授業でも同様にこれが求められた。

無言呪文と杖の関係

杖には、この無言呪文に適したものとそうでないものがある。それは主に木材の性質によって決められる。Pottermoreによれば、ハンノキAlderは最も無言呪文に適した木材である。

Of all wand types, alder is best suited to non-verbal spell work, whence comes its reputation for being suitable only for the most advanced witches and wizards.

Wand woods – Pottermore

また、マツPineは無言呪文についてsensitiveとされている。

The pine wand is one of those that is most sensitive to non-verbal magic.

Wand woods – Pottermore

一方、ハナミズキDogwoodは無言呪文の行使を拒否する。

An interesting foible of many dog-wood wands is that they refuse to perform non-verbal spells as they are often rather noisy.

Wand woods – Pottermore

難易度

無言呪文には集中力と意思力 (concentration and mind power) を必要とし、誰でも習得できるものではないとされる。Pottermoreに以下のような記述がある。

Non-verbal spells are those typically performed with a wand, but without saying the incantation out loud. (…) But it’s a feat that requires enormous ‘concentration and mind power’, with the spell-caster having to summon the spell in their mind, rather than out loud. It’s the difference between learning the alphabet, and having to read War and Peace – the students of Hogwarts experience it in their sixth year, when they’re expected to only perform only non-verbal spells from then on.

The hardest wizarding world spells – Pottermore

また、魔法によっては無言呪文による行使が容易なものとそうでないものがあるようである。例えば、小説ハリー・ポッターと半純血のプリンスにおいて、ハリー・ポッターは無言呪文の習得に苦労していたが、レビコーパスの呪文は特に意識することなく無言で行使することができた。

無言呪文の難易度と効果については、もう少し詳細に考察した。