ホメナム・レベリオ

概要

ホムナム・ラベリオ (ホメナム・レベリオ、Homenum Revelio) とは、人間の存在を感知するための魔法の呪文である。

原作・その他媒体における記述

この魔法によって探知される側の人間は、何か独特の感覚がするようである。

「ホメナム レベリオ!」階段下で声がした。ハリーはハーマイオニーが息を呑むのを聞いた。それから、何かが自分の上にスーッと低く飛んできて、その影の中にハリーの体を取り込むような奇妙な感じがした。「上にたしかに誰かいるぞ、セルウィン」二番目の声が鋭く言った。

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Deathly Hallows

そして、例えば小説ハリー・ポッターと秘密の部屋において、ダンブルドアは透明マントで隠れているハリー・ポッターの存在を見抜いていたが、それはこの魔法を無言呪文で唱えていたということがJ. K. ローリングから明かされている。

Angela Morrissey: Why is it that albus dumbledore can see harry under his invisibility cloak at certain moments? (during the series is the cloak only infallible to those who do not own a deathly hallow).

J.K. Rowling: Dumbledore, who could perform magic without needing to say the incantation aloud, was using “homenum revelio” –

J.K. Rowling: the human-presence-revealing spell Hermione makes use of in Deathly Hallows.

J. K. Rowling Web Chat Transcriptより抜粋 (記号を改変)

もっとも、このときのハリー・ポッターは上述した奇妙な感覚を体験していない。これは術者の力量に依るのかもしれない。あるいは年少であったため気付かなかっただけなのかもしれない。

また、このとき同じ部屋に居たルシウス・マルフォイやコーネリウス・ファッジなどがこの魔法の行使に特に気付いていないことから、この魔法は特定の範囲を指定して行うことができるようである。これは、小説ハリー・ポッターと死の秘宝において、ハーマイオニー・グレンジャーがこの呪文を唱えたとき、ハリー・ポッターとロナルド・ウィーズリーが特に何も感じず、失敗したと思ったことによっても裏付けられる。

「ホメナム レベリオ」何事も起こらない。「まあ、君は、たったいま、すごいショックを受けたばかりだしな」ロンは思いやりのある言い方をした。「いまのは何の呪文のつもりだったの?」「呪文はちゃんと効いたわ!」ハーマイオニーはかなり気を悪くしたようだった。」

Rowling, J.K.. Harry Potter and the Deathly Hallows

難易度

少なくとも、原作小説内での使用者は7年生相当のハーマイオニー・グレンジャー、デス・イーターのトラバース、アルバス・ダンブルドアである。トラバースもマッキノン一家殺害に成功するほどの腕を持っているため (決闘あるいは暗殺の腕は、高度な魔法を唱えられる確実な証拠にはならないものの)、難易度の推定にはあまり役に立たない。ただ、ハーマイオニーがこの呪文を唱えたとき、OWL後にCharmsの授業を選択したハリーもロンもこの呪文を知らなかったことから、少なくともホグワーツでは習わないか、7年生のときに習うものと思われる。

したがって、この魔法はかなり難易度が高いか、あるいは難易度が低いものの取り立ててカリキュラムにいれるほどでもない魔法と見做されていた、のどちらかであると思われる。

由来

人の存在を明らかにする呪文なのでHomenumは人を意味するラテン語Homoの複数形属格Hominumをもじったもの、Revelioは同じくラテン語reveloの直説法現在をもじったものと考えられる。